ハンモックを選べず、落下や買い間違いで後悔したくない人へ
吊り下げ式・自立式・ハンモックチェア・蚊帳付きまで、ハンモック20候補を調査。耐荷重と設置の注意も確認し、使い方が重複しない5商品を比較しました。
自分に合うハンモックを探す
この記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得る場合があります(PR)。仕様は調査時点の情報です。
20候補から、使い方の違う5商品に絞りました。まずは気になる1つへ。向いている人・向いていない人と、低評価レビュー、安全に使うための注意もまとめています。
木に掛けるか、自立式か、広さか、軽さか、虫よけか。何を優先するかで1つを。
横にスワイプして、5商品を見比べる
調べてわかったのは、基準は3つでした。
1つ目は「木に掛けるか、自立式か」。吊り下げ式は、木などの間に掛けるので、掛けられる木と高さが必要です。今回の5商品は、Unigear、Lenzai、ENOの3つが吊り下げ式で、ロゴスのチェアとMRGの2つは、木が無くても使えます。CAMP HACKの記事も、自立式は設置する場所を選ばないとしています。
2つ目は「耐荷重の表記」。CAMP HACKは、大人1人ならおよそ100kg以上が目安で、乗って動いたり揺れたりすることを考えると、耐荷重の高いものの方が安心としています。今回の5商品は、約130kgから350kgまででした。ただし、「静止荷重の目安」「本体は300kg」など書き方が違い、同じ商品ページの中で数字が食い違うものもありました。
3つ目は「重さと収納サイズ」。重さは、約540g(ENO)から約9kg(MRG)まで、約17倍の差がありました。吊り下げ式は軽く小さくしまえますが、自立式はスタンドの分だけ重く、大きくなります。持ち運び方と、使う場所で選びます。
価格帯・方式とサイズ・重さと収納サイズ・耐荷重・向く使い方の比較(価格帯は、調査時点のAmazon出品価格の順に付けた目安です。価格は変動が大きく、商品ごとに差があります。耐荷重は商品ページの表記で、実際に安全を保証する数字ではありません)

選ぶ決め手サイズを2種類から選べて、ベルト・カラビナ・収納袋まで付きます。広さと手軽さを、いちばん気軽に試せる1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、★4)
Unigearのパラシュートハンモックは、
広くて軽い吊り下げ式を使いたい人に
最適な1台です。
サイズは約275×165cm、
重さは約940gです。
耐荷重は350kgの表記で、
ハンモック本体は300kgと書かれています。

選ぶ決め手蚊帳が一体で、広げると蚊帳も開きます。評価の件数は1,718件で、今回の5商品の中でいちばん多い1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、★4)
Lenzaiの蚊帳付きハンモックは、
虫が気になる季節に使いたい人に
最適な1台です。
広げた大きさは約2.9×1.4m、
重さは蚊帳付きで約0.78kgです。
耐荷重は、350kgと300kgの
2つの表記があります。

選ぶ決め手座るために作られたチェア型で、転倒防止ストッパー付き。評価は4.4で、件数は852件あります。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、★4)、BE-PAL
ロゴスのゆらゆらハンモックチェアは、
座ってくつろぎたい人に
最適な1台です。
総重量は約5.7kg、
静止荷重の目安は約130kgです。
座るときは、メーカーの説明のとおり、
座面裏のハンドルを持ってから座ります。

選ぶ決め手木も柱も要らない自立式で、ハンモック・チェア・ハンガーラックの3通りに使えます。評価の件数は895件です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、★4、★5)
MRGの3WAYハンモックは、
木が無い場所で使いたい人に
最適な1台です。
重さは約9kg、
耐荷重は200kgの表記です。
収納サイズは約115×20×20cmで、
キャリーケースが付きます。

選ぶ決め手約540gの軽さで、耐荷重は約181kg。Amazonの評価は4.8で、5商品の中でいちばん高い1台です(件数は48件で、すべて海外のレビューです)。
参考:Amazon商品ページ、OutdoorGearLab
ENOのDoubleNestは、
荷物を軽くしたい人に
最適な1台です。
重さは19オンス(約540g、換算)、
耐荷重は400ポンド(約181kg)です。
ストラップは別売りです。
説明書で取り付けを確認して使います。
ハンモックは、吊り下げ式か自立式か、広さ、重さ、蚊帳の有無、耐荷重の表記の違いが大きく、「木に掛けられなかった」「思ったより重い」「耐荷重の数字が信用できるのか分からない」というギャップが起きやすい道具です。正直どれを選べばいいのか迷います。
なので今回、キャンプで使うハンモックの仕様を調べて比較しました。各商品ごとに、向いてる人・向いてない人も調べているので、自分に合う1つを探してみてください。ハンモックは、使い方を誤ると落下の恐れがあります。耐荷重と設置の注意は、確認できた範囲で本文に書きました。
Amazonの商品ページと、メーカー表記を紹介した記事を中心に調べました。今回はUnigear パラシュート ハンモック・Lenzai 蚊帳付き ハンモック・ロゴス ゆらゆらハンモックチェア・MRG 3WAY 自立式ハンモック・ENO DoubleNest・LUHANA 蚊帳付き ハンモック・OneTigris KOMPOUND 4シーズン ハンモック・Night Cat ハンモックテント・KingCamp ハンモック 2人用 0.84kg・KingCamp ゆらゆらハンモックチェア・ロゴス 3WAY スタンドハンモック・ロゴス イージーセットハンモック・ゆらふわモック 自立式・キャプテンスタッグ スチールポール ハンモック・DOD トゥリーイラヘン・Naturehike ハンモック・VicBre ムーンバー付き ハンモック・山善 自立式ハンモック FDH-200・ローソンハンモック・DD Frontline Hammockの20候補を調べ、使い方が重複しないよう5商品に絞りました。20候補すべてについて、Amazonの商品ページで評価と件数、主な仕様を確認しました。
採用したのは、Unigear(広くて軽い・入門)、Lenzai(蚊帳一体)、ロゴス ゆらゆらハンモックチェア(座って使う・木が無くても可)、MRG 3WAY(自立式スタンド)、ENO DoubleNest(超軽量・定番ブランド)の5つです。
見送ったのは、採用した商品と使い方が重なるものと、判断材料が足りないものです。蚊帳付きの枠では、LUHANA(評価4.2・377件・約980g・ベルト3m・60日保証)が重なります。LUHANAはベルトが長く保証もありますが、Lenzaiは約0.78kgと軽く、評価の件数が1,718件と上回るため、Lenzaiを選びました。LUHANAにも、ファスナーの耐久性への疑問と、蚊帳が顔に当たるという★3の投稿がありました。OneTigris KOMPOUND(評価4.4・90件・耐荷重150kg)は断熱シールド付きの4シーズン向けで、寒い時期の防寒まで広げると別の記事になるため見送りました。Night Cat ハンモックテント(評価4.2・1,037件)は、フライシート付きでテントの代わりになる別の用途のため、ハンモック単体の比較から外しました。
自立式の枠では、ロゴス 3WAY スタンドハンモック(評価4.2・36件・約10.7kg・耐荷重約100kg)と、ゆらふわモック(評価4.4・64件・スタンド約7kg・耐荷重330kgの表記)が重なります。ゆらふわモックはMRG(約9kg)より軽く評価も高いのですが、件数が64件と少なく、MRGの895件に及びません。ロゴスは、耐荷重・件数ともMRGが上回りました。山善 FDH-200(評価3.5・4件・約13.4kg)は、件数が少なく見送りました。DOD トゥリーイラヘン(評価3.6・19件・総重量約17.4kg)は、木が無くても使えるセットですが、★1〜★3の投稿もあり、重さも今回の中で最も大きいため見送りました。
座るチェア型では、KingCamp ゆらゆらハンモックチェア(評価4.4・71件・耐荷重205kgの表記)が重なります。耐荷重の数字はKingCampが大きいのですが、ロゴスは件数が852件あり、メーカーが転倒防止の使い方まで示しているため、ロゴスを選びました。
広くて軽い枠と軽量の枠では、KingCamp 2人用0.84kg(評価4.4・5件)、Naturehike(評価4.0・1件)、ロゴス イージーセットハンモック(評価4.4・2件・約570g・耐荷重約100kg)は、評価の件数が少なく、判断材料が足りませんでした。VicBre ムーンバー付き(評価3.8・110件)は、Amazonのレビューに、紐がちぎれて子どもが落下したという★1の投稿があり、安全面から見送りました(耐荷重300kgの表記に対し、別の欄は推奨最大重量125kgとしていました)。キャプテンスタッグ スチールポール(評価4.0・63件)は耐荷重が約80kgと、今回の中で最も小さく見送りました。ローソンハンモック(評価4.2・103件)は、今回の5商品より明らかに高い価格帯の専門ブランドで、DD Frontline(評価4.6・213件)は並行輸入品で、保証やサポートの条件が確認できなかったため見送りました。
5商品それぞれについて、Amazon商品ページに載っている★1〜★5のレビューを確認しました。個別レビューの真偽までは検証できないため、確認できた範囲の傾向としてまとめています。WebSearchでは、各商品の低評価を独立して検証した記事までは見つかりませんでした(ENOだけ、海外のレビューサイトの記事がありました)。
確認できた指摘は、Unigearの生地の小さな穴(1件)と開封済み商品の配送(1件)、Lenzaiの蚊帳が顔に垂れる点とファスナー・縫製(複数)、ロゴスの展開サイズの大きさと背もたれ(1件)、MRGの重さと端固定タイプの寝心地(2件)です。ENOは、Amazonで本文つきの低評価レビューが見当たらず(★1・★2は0%、日本からのレビューは0件)、海外のレビューサイトの短所を載せています。
調査中、同じ商品ページの中で、耐荷重の数字が食い違うものがあって驚きました。Lenzaiは「最大350kg」と「ハンモック本体300kg」、MRGは本文の「200kg」と別の欄の「350kg」でした。ハンモックは、落ちるとケガにつながる道具です。数字が複数ある場合は、小さい方を上限の目安にして、取扱説明書でも確認するのが安全です。
もう1つ驚いたのは、ストラップの扱いです。UnigearとLenzaiは、ベルトとカラビナが付きますが、ENOはストラップが別売りです。安いものから高いものまで、「すぐ使える」とは限りませんでした。
さらに、価格帯にも幅があり、軽さでは、ENOの約540gとMRGの約9kgで、約17倍の差がありました。この記事では金額を載せず、相対的な目安で示しています。購入前に、Amazonの販売元と価格を確認してください。
つまり、耐荷重の数字の大きさより、どこに掛けるか、誰が使うか、設置を確実にできるかで選ぶのが大事だと分かりました。
ハンモックは、使い方や設置を誤ると、落下してケガをする恐れがあります。ここでは、今回確認できた根拠のある注意だけを載せます。
ハンモックメーカーのTrek Light Gearの安全ページは、けがや死亡の主な原因を、ハンモックからの転落と、木や物の落下としています。弱った木や枯れた木には掛けないこと、転落や器具の不具合でけがにつながる高さには設置しないこと、新品の器具でも故障する可能性があることが書かれています。樹皮が柔らかい木では、ストラップの下に幅の広い柔らかいパッドを入れることも勧められています。
商品ごとの注意も、商品ページに書かれていました。Lenzaiの商品ページは、使う前にハンモックとパーツを点検し、不具合があれば使わないこと、ジャンプや激しい揺れを避けること、子どもが使うときは大人が見守ることを挙げています。Unigearは、ハンモックの上で立たないこと。ロゴスは、座るとき、座面裏のハンドルを持ってから座ることです。ENOの商品ページは、ハンモックをしっかり固定することを挙げています。
設置する場所のルールも確認します。Amazonのレビューには、キャンプ場によってはハンモックの使用が許されない、という声がありました。木に掛けるタイプは、木を傷めにくい幅広のストラップやパッドを選ぶのが安全です。自立式は、横に揺れるので、平らな場所で周りに余白を取って使います。耐荷重の数字は、メーカーや販売ページの表記です。実際の安全を保証するものではありません。この記事は、購入や使用の判断を助けるための調査で、設置の安全は、取扱説明書と、掛ける木・スタンドの状態の確認が前提です。
ここまで読んでも迷ったら、寝転がれて、蚊帳が一体で、評価の件数が今回の5商品でいちばん多い(1,718件)、Lenzai 蚊帳付き ハンモックが、一番外しにくいと考えます。木に掛けるタイプなので、設置できる木があることが前提です。木が無い場所で座ってくつろぎたいなら、ロゴス ゆらゆらハンモックチェアも選択肢です。
Amazonで見る→Q. ハンモックの耐荷重は、どれくらいあればいいですか。
A. CAMP HACKは、大人1人ならおよそ100kg以上が目安で、乗って動いたり揺れたりすることを考えると、耐荷重の高いものの方が安心としています。今回の5商品は、約130kg(ロゴス)から350kg(Unigear)までの表記でした。同じ商品ページに2つの数字がある場合は、小さい方を目安にしてください。
Q. 木に掛けるとき、気をつけることはありますか。
A. Trek Light Gearの安全ページは、弱った木や枯れた木に掛けないこと、転落やトラブルでけがにつながる高さに設置しないこと、樹皮が柔らかい木にはストラップの下にパッドを入れることを挙げています。今回の5商品のうち、ストラップが付くのはUnigear(ベルト2本)とLenzai(幅2.5cmのベルト2本)で、ENOは別売りです。
Q. 木が無いキャンプ場でも使えますか。
A. 自立式のMRG(約9kg)と、座って使うロゴスのチェア(約5.7kg)は、木が無くても使えます。ただし、Amazonのレビューには、MRGは大きくて重く、キャンプで使うのは諦めたという投稿がありました。ロゴスは、BE-PALの記事に、寝転がって使うことはできないとあります。
Q. 蚊帳は付いていた方がいいですか。
A. 今回の5商品で、蚊帳が本体と一体になっているのはLenzaiだけです。Amazonのレビューには、蚊帳が顔に垂れるという指摘がありました。ほかの4商品は、蚊帳が付いていません。別売りの蚊帳との相性は、今回は確認していません。