マクロパッドやストリームデッキを選べず、買ってから使いこなせず後悔したくない人へ
ストリームデッキ、左手デバイス、ゲーム用キーパッドなどマクロパッド20候補を調査。画面付きキーやダイヤル、対応OSと設定ソフトの注意も確認し、使い方が重複しない5商品を比較しました。
自分に合うマクロパッドを探す
この記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得る場合があります(PR)。仕様は調査時点の情報です。
20候補から、使い方の違う5商品に絞りました。まずは気になる1つへ。向いている人・向いていない人と、低評価レビュー、買う前に確認したいこともまとめています。
画面付きキーか、普通のキーか。ダイヤルは要るか、無線か、ゲームか編集か。何を優先するかで1つを。
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調べてわかったのは、基準は3つでした。
1つ目は「キーの中に画面があるか」。今回の5商品のうち、画面付きのキー(LCDキー)があるのは、ActionRing、Elgato Stream Deck MK.2、Stream Deck +の3つで、キーの中に画像やアイコンを映せます(商品ページの表記)。XPPen ACK05とRazer Tartarus V2は画面が無い普通のキーなので、キーの数や形で選びます。
2つ目は「設定ソフトと対応OS」。5商品はどれも、専用ソフトでキーに操作を割り当てます。ElgatoはWindows 11とmacOS 13以降、ActionRingはWindows 10 64ビット版以上とmacOS 14.0以上と仕様欄に書かれていますが、3商品とも同じ商品ページの別の欄と表記が食い違っていました。ActionRingは「iOS, Windows」、Elgatoの2商品は商品説明に「macOS 10.15以降、Windows 10(64ビット)」とあります。XPPen ACK05は、商品ページの本文にOSの記載が見当たりませんでした。購入前に、自分のPCで使えるかを確認するのが大事です。
3つ目は「接続と大きさ」。無線(Bluetoothか専用レシーバー)に対応するのはXPPen ACK05だけで、ほかの4商品は有線です。重さは、約75g(XPPen ACK05)から約465g(Stream Deck +)まで、約6倍の差がありました。デスクのどこに置くかで選びます。
価格帯・タイプとキー数・接続と対応OS・大きさと重さ・向く使い方の比較(価格帯は、調査時点のAmazon出品価格の順に付けた目安です。価格は変動が大きく、商品ごとに差があります。対応OSや大きさは商品ページの表記です)

選ぶ決め手LCDキー6個とダイヤル3つが付いて、5商品の中でいちばん手頃な価格帯です。評価は4.7と5商品で最も高い一方、件数は189件と少なめです。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★4、★5)
ActionRingのストリームコントローラーデックは、
画面付きのキーを安く試したい人に
向く1台です。
LCDキーは6個、ダイヤルは3つで、
接続はUSB-Cの有線です。
対応OSの表記が食い違うので、
購入前に自分のPCで使えるか確認します。

選ぶ決め手約75gで、無線を含む3通りの接続に対応します。評価は3.9と5商品の中では低めですが、件数は1,163件あります。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★1、★2、★3、★5)
XPPenのACK05は、
左手でショートカットを使いたい人に
向く1台です。
キーは10個とホイール1個、
重さは約75gです。
接続はBluetooth・専用レシーバー・
USB有線の3種類です。

選ぶ決め手キーが32個あり、8方向サムパッドとホイールまで付いて、5商品の中でいちばんキーの多い1台です。評価は4.2で、件数は4,840件と最も多くなっています。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★1、★3)、Razer Insider(公式フォーラム)、価格.com
RazerのTartarus V2は、
ゲームで左手のキーを増やしたい人に
向く1台です。
キーは32個、
重さは約340gです。
接続はUSB有線で、
設定はRazer Synapseで行います。

選ぶ決め手LCDキーが15個ある定番モデルで、評価は4.5、件数は720件です。Amazon.co.jpの販売で、保証は2年6か月と書かれています。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、レビュー要約)
ElgatoのStream Deck MK.2は、
画面付きキーを定番で使いたい人に
向く1台です。
LCDキーは15個、
卓上スタンドが付きます。
仕様表の対応OSは
Windows 11とmacOS 13以降です。

選ぶ決め手ダイヤルが4つ、画面付きのタッチストリップまで付くのは、5商品の中でこの1台だけです。評価は4.4、件数は415件です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3、レビュー要約)
ElgatoのStream Deck +は、
ダイヤルで音量や明るさを動かしたい人に
向く1台です。
LCDキーは8個、ダイヤルは4つで、
タッチストリップが付きます。
重さは約465g、
対応OSは仕様表でWindows 11とmacOS 13以降です。
マクロパッドは、画面付きのキーがあるか、ダイヤルがあるか、無線か、対応OSと設定ソフトはどうか、といった違いが大きく、「買ったのに自分のPCで使えなかった」「思ったよりキーが少ない」「設定が難しくて使いこなせない」というギャップが起きやすい道具です。正直どれを選べばいいのか迷います。
なので今回、ストリームデッキ、左手デバイス、ゲーム用キーパッドなどのマクロパッドの仕様を調べて比較しました。各商品ごとに、向いてる人・向いてない人も調べているので、自分に合う1つを探してみてください。
Amazonの商品ページを中心に調べました。今回はActionRing ストリームコントローラーデック N3・XPPen ACK05・Razer Tartarus V2・Elgato Stream Deck MK.2・Elgato Stream Deck +・Elgato Stream Deck Neo・Elgato Stream Deck Mini・Elgato Stream Deck XL・Elgato フットペダル型 Stream Deck・ロジクール MX クリエイティブ コンソール・VSDINSIDE M18・STREONOR 15キー・CineTreak CT-SD15・HUION Keydial mini・KB16 マクロメカニカルキーボード・サンワダイレクト 400-SKB085・Benboo 9キー3ダイヤル・Eoutegn ミニマクロキーパッド・Razer Tartarus Pro・Razer Orbweaverの20候補を調べ、使い方が重複しないよう5商品に絞りました。このうち、Razer Tartarus ProとRazer Orbweaverは、Amazonの検索結果の評価のみの確認で、ほかの18候補はAmazonの商品ページで、評価(付いているもの)と主な仕様を確認しました。
採用したのは、ActionRing(画面付きキーを安く試す)、XPPen ACK05(イラスト・動画編集の左手・無線)、Razer Tartarus V2(ゲーム用の32キー)、Elgato Stream Deck MK.2(画面付きキーの定番)、Elgato Stream Deck +(ダイヤルとタッチストリップ)の5つです。
見送ったのは、採用した商品と使い方が重なるものと、判断材料が足りないものです。画面付きキーを安く試す枠では、VSDINSIDE M18(評価4.4・864件・15キー)、STREONOR(評価4.6・210件)、CineTreak CT-SD15(評価4.6・3件)が重なります。M18は件数が864件と多く有力でしたが、ActionRingはダイヤルが3つ付き、5商品の中でいちばん手頃な価格帯でした。CineTreakは件数が3件と少なく、判断材料が足りませんでした。
Elgatoの枠では、Stream Deck Neo(評価4.5・218件)、Mini(評価4.4・98件)、XL(MK.2と同じページの選択肢で、評価も共通)が、MK.2やStream Deck +と同じ系列で使い方が重なるため、代表として2つに絞りました。フットペダル型(評価4.5・1,673件)は足で操作する別の用途のため、手元の比較から外しました。
イラスト・動画編集の枠では、HUION Keydial mini(評価3.7・250件)と、ロジクール MX クリエイティブ コンソール(評価3.5・51件。★1が23%)が重なります。どちらも評価がXPPen ACK05(3.9)以下で、用途も重なるため見送りました。
キー型の枠では、KB16(評価4.4・203件・16キー)が、Razer Tartarus V2やXPPen ACK05と使い方が重なります。サンワダイレクト 400-SKB085(12キー)は、商品ページに、設定内容を本体メモリーに保存し、専用ドライバが入っていないPCでも使えると書かれていて気になりましたが、Amazonの評価がまだ付いていませんでした。Benboo 9キー3ダイヤルとEoutegn ミニマクロキーパッドも、評価が付いておらず、判断材料が足りませんでした。ゲーム用では、Razer Tartarus Pro(検索結果の評価3.9)とRazer Orbweaver(2014年モデルの表記・評価4.6)は、検索結果に出品価格が表示されなかったため、Tartarus V2に絞りました。
5商品それぞれについて、Amazon商品ページに載っている★1〜★5のレビューを確認しました。個別レビューの真偽までは検証できないため、確認できた範囲の傾向としてまとめています。Web検索では、各商品の低評価を独立して検証した記事までは見つかりませんでした(Razer Tartarus V2のMacの設定だけ、Razer公式フォーラムの投稿がありました)。
確認できた指摘は、ActionRingの設定ソフトの説明が少ない点(1件)、XPPen ACK05のBluetooth接続・別PCでの設定・iPadでの動作(3件)、Razer Tartarus V2の十字キーの反応と親指キーの位置(2件)、Stream Deck MK.2のボタンの白化(1件・32キーのモデルの購入者)、Stream Deck +の画面の隙間のゴミ(1件)です。
調査中、同じ商品ページの中で、対応OSの数字が食い違うものがあって驚きました。ActionRingは、仕様欄が「Windows 10 64ビット版以上、macOS 14.0以上」なのに、別の欄は「iOS, Windows」でした。Elgatoの2商品も、仕様表は「Windows 11、macOS 13以降」ですが、商品説明には「macOS 10.15以降、Windows 10(64ビット)」とあります(新しい方は仕様表の表記です)。どちらに合わせるかは、購入前にElgato公式で確認してください。Razer Tartarus V2も、価格.comのスペックはWindowsとMac対応ですが、Razer公式フォーラムには、Mac版のSynapseが古いmacOSまでしか対応していないという回答がありました。
もう1つ驚いたのは、設定の持ち運びです。XPPen ACK05のレビューには、自宅のPCで設定したあと、ソフトを入れていない会社のPCで同じ設定を使えなかったという投稿がありました。会社のPCなど、ソフトを入れられない場所で使うなら、設定の保存先を先に確認した方が安心です。
さらに、価格帯は最安クラスから最上位まで幅がありますが、評価は4.7(ActionRing)、3.9(XPPen ACK05)、4.2(Razer)、4.5(MK.2)、4.4(Stream Deck +)で、価格の高さと評価は並びませんでした。この記事では金額を載せず、相対的な目安で示しています。購入前に、Amazonの販売元と価格を確認してください。
つまり、キーの数や価格より、自分のPCで使えるか、何を押したいか、どこで使うかで選ぶのが大事だと分かりました。
マクロパッドは、買ってから「自分のPCで動かなかった」「設定が使えなかった」と気づくことが多い道具です。ここでは、今回確認できた根拠のある注意だけを載せます。
対応OSは、商品ページの仕様欄で、自分のWindowsやmacOSのバージョンに合うかを確認します。ActionRingやElgatoのように、同じページで表記が食い違うものもあります。
設定ソフトを入れられないPCで使うなら、設定が本体に残るかを確認します。サンワダイレクト 400-SKB085の商品ページには、設定内容を本体メモリーに保存すると書かれていますが、今回の5商品では、商品ページでそうした記載を確認できませんでした。
販売元と保証も見ておきます。ActionRingは販売元がBasicolorTech HK Limitedで保証24か月、XPPen ACK05は保証1年、Razer Tartarus V2は第三者の出品者の販売で二年間のメーカー保証と書かれ(中古の出品も混ざるので、新品かどうかも確認します)、Elgatoの2商品はAmazon.co.jpの販売で保証は2年6か月(レシートや領収書が必要)です。今回確認できた範囲では、安全面に関わる★1の投稿は見当たりませんでした。
ここまで読んでも迷ったら、画面付きのキー15個で、Amazon.co.jpの販売・保証2年6か月、Elgato Stream Deck MK.2が、一番外しにくいと考えます(評価は4.5、720件)。画面付きキーを安く試したいならActionRing、左手のショートカットだけならXPPen ACK05も選択肢です。MK.2の対応OSは、仕様表ではWindows 11とmacOS 13以降ですが、商品説明の表記は違うので、購入前に確認してください。
Amazonで見る→Q. ストリームデッキと、普通のマクロパッド(左手デバイス)は何が違いますか。
A. 今回の5商品でいうと、キーの中に画面があるのは、ActionRing、Elgato Stream Deck MK.2、Stream Deck +の3つで、画像やアイコンをキーに映せます(商品ページの表記)。XPPen ACK05とRazer Tartarus V2は画面が無い普通のキーで、キーの数や形で選びます。
Q. Macでも使えますか。
A. Elgatoの2商品はmacOS 13以降、ActionRingはmacOS 14.0以上と、仕様欄に書かれています(Elgatoの2商品は商品説明に「macOS 10.15以降」ともあり、同じページで表記が違います)。XPPen ACK05は、商品ページの本文にOSの記載が見当たりませんでした。Razer Tartarus V2は、価格.comのスペックではMac対応ですが、Razer公式フォーラムに、macOS 10.15以降でSynapseが認識しないという2021年の回答があります。購入前に、メーカーの最新の情報で確認してください。
Q. 会社のPCなど、ソフトを入れられないPCでも使えますか。
A. XPPen ACK05のレビューに、ソフトを入れていないPCで同じ設定を使えなかったという投稿がありました。今回の5商品では、設定が本体に残ると商品ページで確認できたものは無かったので、使う前にメーカーの説明で確認してください。
Q. 無線で使えますか。
A. 今回の5商品で、無線に対応するのはXPPen ACK05(Bluetoothと専用レシーバー)だけです。ほかの4商品は、有線の接続です。
この記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得る場合があります(PR)。仕様は調査時点の情報です。