ソーラーパネルを選べず、W数と端子の違いで買い間違えたくない人へ
スマホ用の小型からポータブル電源用の大型まで、ポータブルソーラーパネル32候補を調査。W数と接続端子、実際の発電量の落ち方も確認し、使い方が重複しない5商品を比較しました。
自分に合うソーラーパネルを探す
この記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得る場合があります(PR)。仕様は調査時点の情報です。
32候補から、使い方の違う5商品に絞りました。まずは気になる1つへ。向いている人・向いていない人と、低評価レビュー、使うときの注意もまとめています。
何を充電したいか、どの端子でつなぐか、どれくらいの重さまで持てるか。何を優先するかで1つを。
横にスワイプして、5商品を見比べる
調べてわかったのは、基準は3つでした。
1つ目は「何を充電したいか」。BE-PALの記事は、出力の目安を、スマホやタブレットが15〜20W、パソコンや小型のポータブル電源が60W、大型のポータブル電源が100W以上としています。今回の5商品は、15W、60W、100W(2枚)、160Wです。ただし、Jackeryの解説は、山ではカタログの出力の50〜70%程度の発電量になるケースが大半で、実際に必要な電力の1.5〜2倍の最大出力を選ぶのがおすすめ、と書いています(メーカーの解説です)。
2つ目は「どの端子でつなぐか」。スマホなどにUSBで直接つなぐのか、ポータブル電源のDC入力(MC4のパネルはXT60などの端子に変換)につなぐのかで、必要な端子が違います。BE-PALの記事は、DCポートに加えてUSBポートがあると、スマホやPCに直接給電できるとしています。急速充電は、ケーブルとパネルの両方が対応している必要があります。商品ページには、「購入前に、手元の電源の入力電圧とポートのサイズの確認が必要」(OTOUCH)、「他社製品との組み合わせは推奨していない」(Jackery)と書かれていました。
3つ目は「重さと広げたサイズ」。重さは、約0.45kg(FlexSolar)から約4.96kg(OTOUCH)まで、約11倍の差がありました。出力が大きいほど、重く、広げる場所も必要になります。持ち運び方と、置ける場所の広さで選びます。
価格帯・出力と端子・重さとサイズ・防水・向く使い方の比較(価格帯は、調査時点のAmazon出品価格の順に付けた目安です。価格は変動が大きく、商品ごとに差があります。出力・重さ・防水は商品ページの表記で、実際の発電量を保証する数字ではありません)

選ぶ決め手15Wクラスで約0.45kgです。重さを最優先にして、スマホ分だけ充電したい人向けの1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★2、★3、★5)
FlexSolarの15Wは、
スマホを少し充電したい人に
最適な1台です。
重さは約0.45kg、
出力はUSB-Aです。
IP67の防水防塵で、
カラビナが付きます。

選ぶ決め手USB-C・USB-A・DCの3つの出力と、10種類の変換プラグが付きます。機器に直接つなぐ使い方と、電源に入れる使い方の両方を試せる1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3)
OTOUCHの100Wは、
PCにも電源にもつなぎたい人に
最適な1台です。
USB-C・USB-A・DCの
3つの出力があります。
10種類のDC変換プラグが付きます。
購入前に電源の入力仕様を確認します。

選ぶ決め手60Wで約1.8kgです。軽さと防水を重視して、小型の電源を充電する使い方に絞った1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3)
AnkerのSolix PS60は、
小型のポータブル電源に使う
軽い60Wです。
重さは約1.8kg、
折りたたむとA4サイズです。
MC4出力で、
XT-60ケーブルが付きます。

選ぶ決め手両面で光を受けられて、約3.8kgの表記です。5年保証も付く、大きめのパネルの1台です。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★1、★3)
EcoFlowの160W軽量両面は、
大きめのパネルで電源を
充電したい人に最適な1台です。
両面で光を受けられて、
約3.8kgの表記です。
XT60iケーブルが付き、
保証は5年です。

選ぶ決め手評価の件数は2,292件で、今回の5商品でいちばん多い1台です。同じブランドの電源と揃えやすい、定番のパネルです。
参考:Amazon商品ページのレビュー(★3)
JackeryのSolarSaga 100は、
Jackeryの電源と合わせたい人に
最適な1台です。
重さは約3.6kg、
出力は100W±5Wです。
USB-A・USB-C・DCの
3つの出力があります。
ポータブルソーラーパネルは、W数、つなぐ端子、重さ、広げたときの大きさの違いが大きく、「思ったより発電しない」「電源につなげなかった」「重くて持ち出さなくなった」というギャップが起きやすい道具です。正直どれを選べばいいのか迷います。
なので今回、ポータブルソーラーパネルの仕様を調べて比較しました。各商品ごとに、向いてる人・向いてない人も調べているので、自分に合う1つを探してみてください。
Amazonの検索結果に出た商品を一覧で確認し、採用した5商品は個別の商品ページまで開いて、評価と件数、主な仕様を確認しました。見送った商品の評価と件数は、検索結果に表示されていた値です。今回の32候補は、GOODGOODS 18W・GOODGOODS 30W・BigBlue 22W・BigBlue 35W・FlexSolar 10W・FlexSolar 15W・FlexSolar 25W・FlexSolar 30W・FlexSolar 60W・FlexSolar 100W・山善 ELEIN 10W・エレコム 21W・Anker Solix PS30・Anker Solix PS60・OTOUCH 100W(2型)・ALLPOWERS SOLAX SE100・ALLPOWERS SOLAX SE200・Jackery SolarSaga 100・Jackery SolarSaga 200・EcoFlow 160W軽量両面・EcoFlow 220W・EcoFlow 45W・EENOUR 100W・EENOUR 200W・AFERIY 200W・BougeRV 200W・LVYUAN 200W・BigBlue 200W・SolarPlay 200W・Dabbsson 210W・OUKITEL 100Wです。使い方が重複しないよう、5商品に絞りました。
採用したのは、FlexSolar 15W(スマホ用・約0.45kg)、OTOUCH 100W(USB-Cと電源の両方)、Anker Solix PS60(小型電源用・約1.8kg)、EcoFlow 160W軽量両面(両面受光・大きめの電源用)、Jackery SolarSaga 100(定番ブランド)の5つです。
スマホ用の枠では、FlexSolar 10W(評価3.6・210件)、BigBlue 22W(評価3.8・156件)、山善 ELEIN 10W(評価3.4・28件)、エレコム 21W(評価3.9・22件)が重なります。FlexSolar 15Wは、評価4.2・428件と、評価も件数も上回ったため選びました。Anker Solix PS30は、スマホ用のUSB出力のモデルで、15Wと使い方が重なるため見送りました。
100W前後の枠では、FlexSolar 100W(評価3.9・129件)、OTOUCHの別型(評価4.2・103件)、EENOUR 100W(評価4.2・14件)、OUKITEL 100W(評価5.0・2件)、ALLPOWERS SOLAX SE100(評価4.6・5件)がありました。OTOUCH 100Wは、評価4.1・176件で、USB-CとDCの両方があり、変換プラグが10種類付くため選びました。OUKITELとALLPOWERSは、件数が少なく、判断材料が足りませんでした。同じOTOUCHの別型は、同じブランドで使い方が重なるため見送りました。
200W前後の枠では、AFERIY 200W(評価4.2・326件)、Jackery SolarSaga 200(評価4.1・138件)、LVYUAN 200W(評価3.9・42件)、ALLPOWERS SOLAX SE200(評価3.2)などがありました。出力が大きいほど、重く、広げる場所も必要になるため、今回は持ち運びを考えて160W級までにしました。200W級は、別の記事にできる使い方です。
5商品それぞれについて、Amazon商品ページに表示されていた範囲のレビューを確認しました(ログインしないと見られる、星の低いレビューだけの一覧は確認できていません)。個別レビューの真偽までは検証できないため、確認できた範囲の傾向としてまとめています。ネット検索では、各商品の低評価を独立して検証した記事は見つかりませんでした。見つかったのは、メーカーのJackeryが、影や天候、角度で発電量が落ちる、と一般的に説明した記事でした。
確認できた指摘は、FlexSolarのUSB端子の接触不良(1件)と実測の低さ(1件)、OTOUCHの充電時間と重さ(1件)、Ankerの狭い場所では充電できなかった点(1件、200Wサイズ)、EcoFlowのスタンドの設置の面倒さとファスナーの破損(1件、220Wサイズ)と、1か月で充電できなくなったという声(1件、28W USBサイズ)、Jackeryの充電の遅さ(1件、2つ折り)です。
調査中、W数の数字と、実際の発電量の差に驚きました。FlexSolar 15Wのレビューには、猛暑日の午後2時に屋外のテーブルへ平置きして約2.5W、南向きに30度ほど傾けて6W強だったという実測の投稿がありました。1件の投稿の測定で、条件によって変わります。Jackeryの解説も、山ではカタログの出力の50〜70%程度になるケースが大半と書いています。
もう1つ驚いたのは、同じ商品ページの中で、数字が食い違うものがあったことです。FlexSolarは出力が「最大5V/3A」と「最大5.5V/2.8A」、OTOUCHはUSB-Cが「PD65W」と「PD60W」、EcoFlowは重さが「約3.8kg」と「2500g」でした。Jackeryは防水等級が、商品ページの箇条書きで「IP65」、メーカーの記事で「IP68レベル」と分かれていました。数字が複数ある場合は、購入前にメーカーの仕様で確認するのが安全です。
さらに、重さは、約0.45kg(FlexSolar)と約4.96kg(OTOUCH)で、約11倍の差がありました。この記事では金額を載せず、相対的な目安で示しています。購入前に、Amazonの販売元と価格を確認してください。
つまり、W数の大きさより、何につなぐか(端子)、どこに広げるか(置き場所)、どれくらいの重さを運べるかで選ぶのが大事だと分かりました。
ここでは、今回確認できた根拠のある注意だけを載せます。
BE-PALの記事は、ソーラーパネルは熱に弱く、昼間は発電効率が落ちること、影が一部にかかるだけで発電効率が大きく下がること、太陽に正対させて、1時間に一度ほど角度を調整すると効率を保ちやすいことを挙げています。Jackeryの解説は、パネルの表面にホコリや鳥のフンが付くと、一部が影になって、パネル全体の出力が下がるとしています。南向きに傾斜30°が目安とも書いています。
防水は、商品ごとの注意が書かれていました。Jackeryの商品ページは、IP65で、ゲリラ豪雨や台風には耐えられないとしています。OTOUCHの商品ページも、IP68ですが、台風などの激しい雨では浸水の恐れがあるとしています。
ポータブル電源につなぐときは、電源の入力電圧とポートのサイズを確認します(OTOUCHの商品ページ)。Jackeryの公式記事は、パネルの出力を、電源の最大DC入力や許容入力電圧以内に収めるよう書いています。Jackeryの商品ページは、他社製品との組み合わせは推奨していないとしています。数字は、メーカーや販売ページの表記です。実際の発電量や安全を保証するものではありません。この記事は、購入や使用の判断を助けるための調査で、設置と接続は、取扱説明書の確認が前提です。
ここまで読んでも迷ったら、ポータブル電源を使う(買う)前提なら、評価の件数が今回いちばん多く、メーカーが接続の対応を明記している、Jackery SolarSaga 100が、一番外しにくいと考えます(評価は4.3、2,292件)。スマホを少し充電するだけなら、約0.45kgのFlexSolar 15Wも選択肢です。
Amazonで見る→Q. 何Wのソーラーパネルを選べばいいですか。
A. BE-PALの記事は、目安をスマホやタブレットが15〜20W、パソコンや小型のポータブル電源が60W、大型のポータブル電源が100W以上としています。Jackeryの解説は、山ではカタログの出力の50〜70%程度の発電量になるケースが大半で、スマホの充電だけなら10〜20W、余裕を持つなら30〜40Wクラスとしています。今回の5商品は、15W、60W、100W(2枚)、160Wです。
Q. どのポータブル電源にも、つなげますか。
A. 端子と電圧の確認が必要です。Jackeryの商品ページは、他社製品との組み合わせは互換性がないため推奨していないと書いています。OTOUCHは、10種類のDC変換プラグが付きますが、購入前に電源の入力電圧とポートのサイズを確認するよう書いています。EcoFlowは、XT60iのケーブルが付きます。
Q. 曇りの日や日陰でも、充電できますか。
A. Jackeryの解説は、曇りや雨の日、日陰では発電量が大幅に減ると書いています。Amazonのレビューにも、狭いベランダでは影が入って充電できなかったという投稿がありました(Ankerの200Wサイズ)。
Q. スマホに直接つないでも、いいですか。
A. 商品ページの説明で、USBの出力が書かれているのは、FlexSolar(USB-A)、OTOUCH(USB-AとUSB-C)、Jackery(USB-AとUSB-C)です。AnkerとEcoFlowは、説明にUSBの記載が見当たりませんでした。Jackeryの解説は、直接つなぐと日陰に入るたびに充電が途切れるため、一度ポータブル電源に蓄電してから使う方が効率的としています。
この記事はAmazonアソシエイト・プログラムの参加者として、紹介料を得る場合があります(PR)。